ライレッセとの出会い

創世記の第1章を今年の9月末に描き始めました。(9/27)

1節ずつ読み、描いていきました。11月、いよいよ神が人を造られる段になって、さあ、どういうふうに描こうかと思っている時に。であったのが、ライレッセの棒線図(Bar diagram)でした。

それで描いたのがこの絵

それ以来、ライレッセのもとの絵は、どこに載っているのだろか。

気になって、調べ始めました。

そして、もとの絵は、1707年 オランダで出版された『大画法書(大絵画絵本)』(”Het Groot Schilderboek")と言うことがわかりました。そして、この本が、長崎の出島から日本にも入ってきたようです。

※ 大画法書は京都大学貴重資料デジタルアーカイブで見られます。

その後、英語版に出会うことができ、

ライレッセ自身が 人物画を描く時に、次のことが大切だと述べています。

①しっかりした(繊細な)アウトライン 【A fine outline】

②動きの中の自由な揺らぎ【A free sway in the motion】

③美しい彩色【A beautiful colouring】